NEXCO 中日本 中日本高速道路株式会社


ニュースリリース

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橋梁の鋼床版に発生する疲労き裂に対する新たな点検手法の開発 (フェイズドアレイ超音波探傷技術)

NEXCO中日本は、名古屋大学・三菱日立パワーシステムズ検査株式会社の3社共同で、点検技術のさらなる信頼性向上や、点検の高度化・効率化を目指し、フェイズドアレイ超音波探傷法を用いた、鋼床版に発生する疲労き裂に対する新たな点検手法の開発を実施して参りました。この度、開発の目標としていた、鋼床版のUリブとデッキプレートとの接合部から発生する2種類の疲労き裂を同時に精度良く検出することが確認でき、鋼床版の新たな点検手法として一定の成果が得られましたので、お知らせいたします。
今後は、点検運用体制の確立を検討していき、2018年度の実用化を目指します。

開発の背景と目的

過積載を含む大型車交通荷重が多く通過する橋梁の鋼床版では、疲労き裂が発生することがあります。鋼床版のUリブとデッキプレートとの接合部から進展するき裂が貫通するまでは、目視点検や既往の検査技術では発見することが困難です。また、鋼床版に発生する疲労き裂が進展し貫通すると、舗装の損傷等の変状を引き起こし、お客さまの走行安全性に影響をおよぼすおそれがあります。
本技術は、貫通する前にき裂を発見し早期に対応することにより、お客さまの安全・安心・快適な道路空間を創出することが目的です。

技術の概要

超音波探傷法は、非破壊検査の一種で鋼材内部のきずを検査する技術です。従来の方法は、一つの振動子を移動させ超音波を送受信することにより、2次元の探傷をおこなう技術です。一方、フェイズドアレイ超音波探傷法は、複数の振動子を移動させ任意方向に超音波を送受信し3次元の探傷をおこなう技術です。
本技術は、フェイズドアレイ超音波探傷法を活用し、鋼床版部にみられるデッキ進展型き裂とビード進展型き裂を同時に自走で探傷することを可能とした技術です。


成果

今回の共同研究では、以下の成果が得られました。

  • デッキ進展型き裂は、深さ2mm程度から検出可能。(計測誤差1mm程度)
  • ビード進展型き裂は、深さ3mm程度から検出可能。(計測誤差3mm程度)

 

お問い合わせ先

・NEXCO中日本お客さまセンター (24時間365日対応)
TEL:0120-922-229(フリーダイヤル)
TEL:052-223-0333(フリーダイヤルが利用できないお客さま/通話料有料)
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