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社長メッセージ

代表取締役社長CEO 縄田 正(なわた ただし)

中日本高速道路株式会社
代表取締役社長

縄田 正

経営計画チャレンジV(2026–2030)

高速道路は、国民生活や経済活動を支える基幹インフラとして、常に安全・安心な機能を確実に発揮することが求められています。一方で、気候変動に伴う自然災害の激甚化・頻発化、人口減少や担い手不足、社会インフラの老朽化、さらにはデジタル技術の急速な進展など、私たちNEXCO中日本グループを取り巻く経営環境は大きく変化しています。また、高速道路の老朽化が進行する中で、将来にわたる安全・安心の確保と、効率的かつ持続可能な維持管理の両立は、極めて重要な経営課題となっています。
こうした環境変化を踏まえ、当社グループが今後も社会から信頼される存在として持続的に成長していくため、新たに「経営計画チャレンジV(2026–2030)」を策定しました。高速道路という重要な社会インフラを担う企業として、6つの経営方針を中核に据え、グループ一丸となって着実に事業を推進するとともに、高速道路ネットワークの価値を一層高め、ステークホルダーの皆さまに多様な価値をお届けしてまいります。

経営方針1.安全性向上に向けた不断の取組みの深化

安全は当社グループのあらゆる事業活動の根幹です。「笹子トンネル天井板崩落事故」を引き起こした当事者として、「二度とこのような事故を起こしてはならない」という深い反省と強い決意を胸に、「安全文化」を常に高いレベルで維持し続けていくため、経営方針の最上位に「安全性向上に向けた不断の取組みの深化」を掲げています。
経営方針1を全ての経営方針に結びつけることで、高速道路の安全性向上という永遠の挑戦課題に、グループを挙げて取り組んでいきます。

経営方針2.安全・安心で利便性・快適性の高い高速道路空間の提供

高速道路事業では、新東名高速道路等のネットワークの整備のほか、新名神高速道路の6車線化や東海北陸自動車道等の4車線化、スマートインターチェンジの整備を推進します。
また、インフラ老朽化対策として、道路構造物の計画的な保全やリニューアルプロジェクトを着実に推進し、高速道路ネットワークを健全な状態で維持します。
利用しやすい料金サービスでは、料金所のキャッシュレス化やタッチレス化を引き続き推進していきます。その他、激甚化・頻発化する自然災害への対応、渋滞対策、重大事故・逆走事故の低減や休憩施設の快適性と利便性の向上などを重点的に進めることにより、安全・安心で利用しやすい高速道路空間の実現を目指します。

経営方針3.お客さまや地域、社会の課題に応える新たな価値創造

人口減少・担い手不足や社会インフラの老朽化といった地域、社会の課題に応えるため、当社グループが有するフィールドや技術・ノウハウを活かし、ステークホルダーの皆さまとの協働を通じて、新たな価値の創造に取り組みます。
高速道路における自動運転の実現や物流機能の高度化に寄与するため、レベル4完全自動運転の走行実現に向けたインフラ整備の拡大や物流機能を支える中継輸送拠点等の整備を推進します。
また、重点領域として、地域の魅力向上や賑わいの創出につながる地域共創事業や地域インフラが抱える維持管理課題の解決につながるインフラソリューション事業の拡大を掲げ、社内専門組織の設置と現場組織の体制強化を図り、積極的にチャレンジしていきます。

経営方針4.脱炭素化をはじめとする環境保全への貢献

環境面では、「道路脱炭素化推進計画」に基づき、地球温暖化の抑制に寄与するCO2排出量の削減目標を掲げ、道路関係車両の電動化、道路照明のLED化、再生可能エネルギーの活用に取り組んでいきます。また、生態系の保全、資源の有効利用を推進することにより、地球環境の保全や持続可能な社会の実現に貢献します。

経営方針5.エンゲージメントの向上

様々な事業活動を支える人財基盤として、人的資本経営、ウェルビーイング、DE&Iを推進し、当社グループで働く社員の心身の健やかさと充実感を高め、挑戦と成長を実感できる職場環境を整えることでエンゲージメントの向上を図ります。グループ社員一人ひとりが自らの仕事に「誇り」と「やりがい」を持ち、自律的にキャリアを形成し、多様な人財が最大限に力を発揮できる企業風土を築くことにより、持続的な企業価値の向上につなげていきます。

経営方針6.持続的成長を支える経営基盤の強化

当社グループの事業活動を着実に展開していくために、DXの推進による業務変革やサービスの高度化、技術開発や先進技術の活用による維持管理コストの縮減・省人化・効率化など、デジタル技術の進化に応じたグループ全体の生産性向上の取り組みを推進します。
ガバナンス強化の面では、公正・透明な調達やコンプライアンス意識の徹底を図ることにより、ステークホルダーの皆さまから信頼される企業として健全性と透明性の確保に努めていきます。
また、財務基盤を強化するために、サービスエリア事業や新規事業などの収益事業の更なる成長と拡大により利益の最大化を目指します。
これらの取り組みにより、当社グループの持続的成長を支える経営基盤を強化していきます。

私たちは、これからも「道の先にある未来」を見据え、社会とともに進化し、信頼と期待に応える企業であり続けます。

代表取締役社長CEO 縄田 正

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