ニュースリリース
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ベトナム フェコン社と戦略的パートナーシップ協定を締結 ~日本の高速道路会社で初となるベトナムの有料道路事業に参入します~
中日本高速道路株式会社
日本高速道路インターナショナル株式会社
NEXCO中日本および日本高速道路インターナショナル株式会社(以下「JEXWAY」)は、6月4日にフェコン社(FECON Corporation、ベトナム ハノイ市、会長ファン・ヴィエット・コア(Pham Viet Khoa))および傘下グループ会社であるFCI社(FECON Infrastructure Investment Joint Stock Company、ベトナム ハノイ市、社長ムォン・ヴアン・チェン(Muon Van Chien))と「戦略的パートナーシップ協定」を締結しました。
また、同時にベトナムの首都ハノイ近郊を通る有料道路「フーリーバイパス」の運営会社であるFCC社(FCC Infrastructure Investment Joint Stock Company、ベトナム ハノイ市、社長ムォン・ヴアン・チェン)の全株式のうち20%をフェコン社から取得し、日本の高速道路会社として初めてベトナムにおける有料道路事業に参入することになりました。
左から、JEXWAY代表取締役社長 黒田、NEXCO中日本代表取締役社長 宮池、フェコン社 コア会長、FCI社・FCC社 チェン社長
「戦略的パートナーシップ協定」の概要
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目的
ベトナムの有料道路事業における長期的なビジネス・パートナーシップについて定めるもの -
協定締結会社
日本側:NEXCO中日本、JEXWAY
ベトナム側:フェコン社、FCI社 -
協定有効期間
2030年まで -
協力内容
- ベトナム側はプロジェクトの発掘・ベトナム政府等ステークホルダーとの調整・各種現地情報提供などについて日本側に協力する。
- 日本側は技術移転・各種研修・日系パートナーとの調整等についてベトナム側に協力する。
- 両社の協働事業について相互に協力しつつ進めていく
「FCC社の株式取得」の概要
フェコン社が所有するFCC社の株式(全株式の40%)のうち、半数(全株式の20%)をNEXCO中日本およびJEXWAYが取得します。
協定締結およびFCC社の株式取得にかかる経緯
NEXCO中日本およびJEXWAYは、これまで日本国内で培った高速道路事業におけるノウハウを活用して、海外におけるインフラ整備に貢献すべく、政府が進めているインフラシステム輸出戦略の一つである海外の有料道路事業への参画を共同で検討してきました。2008年12月にNEXCO中日本が開設したベトナム駐在員事務所(在ハノイ)による市場調査を通じて、日本の高速道路技術に高い関心を示したフェコン社グループのインフラ部門を担うFCI社との間で、2015年10月に有料道路投資事業協同参画に向けた覚書を締結し、パートナー関係を構築してまいりました。
2008年12月 | NEXCO中日本ベトナム駐在員事務所開設 | |
2011年9月 | JEXWAY設立 | |
2015年10月 | FCI社との間で有料道路投資事業協同参画に向けた覚書締結 | |
2017年6月4日 | フェコン・FCI社との間で「戦略的パートナーシップ協定」及びフーリーバイパスの事業者FCC社の株式取得に関する契約の締結 |
参考資料: | 【別添】パートナーシップ協定概要 |