ニュースリリース
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- 名古屋支社 開通・建設 プレスリリース
紀勢自動車道・熊野尾鷲道路の開通後の交通状況について ~地域間交流、観光・地域活性化に貢献~
国土交通省中部地方整備局紀勢国道事務所
中日本高速道路株式会社名古屋支社
紀北町・尾鷲市・熊野市
三重県東紀州(ひがしきしゅう)地域は紀勢(きせい)自動車道及び熊野(くまの)尾鷲(おわせ)道路の開通により、名古屋市など各地域と高速道路で結ばれ、交通の利便性が大きく向上し、地域間交流や観光など利用交通が増加しました。
この度、開通後の交通状況や観光に着目し、利用状況をとりまとめましたので、お知らせします。
※東紀州地域(紀北(きほく)町・尾鷲市・熊野市・御浜(みはま)町・紀宝(きほう)町)
交通量の状況
- 東紀州地域と他地域との地域間交流が増加し、東紀州地域の玄関口である紀勢(きせい)大内山(おおうちやま)IC以南では休日の交通量が約13%増加しています。
- 昨年のゴールデンウィークと比較し、東紀州全域で交通量が約6%~約12%増加しています。
観光客の増加による地域活性化
- 高速道路の開通にあわせて、地元自治体による観光振興キャンペーンが次々とおこなわれた効果もあり、主要観光施設の入込客数が増加しています。
高速バスのルート変更によるアクセス性の向上
- 高速道路の開通により、名古屋市~熊野市間の高速バス(名古屋南紀高速線)の所要時間が最大40分の短縮が図られたほか、運行本数も増便され、ゴールデンウィーク期間中は、利用者が約2割増加しました。
参考資料:紀勢自動車道・熊野尾鷲道路の整備効果