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2017年10月25日宮池社長定例会見

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会見要旨

司会

皆さまお待たせいたしました。
資料1から3の他に、資料4-1、4-2としまして、このほど開催しましたフォトコンテストの審査結果と次回募集のご案内をお配りしています。
当社では高速道路をより身近なものとして親しんでいただくとともに、高速道路および沿線地域の魅力を再発見していただくことなどを目的として、2008年度からそれらを題材として写真コンテストをおこなっています。開始から10年目を迎えた今年は、従来の募集テーマ「(1)高速道路と四季の風景部門」に加え、特別テーマ「(2)あなたのとっておき風景部門」をあわせて募集し、テーマ(1)433点、テーマ(2)306点、合計739点ものご応募をいただきました。このたび厳正なる審査を経て、入賞作品を決定しましたので、お知らせするものです。入賞作品は、当社のカレンダーなどに活用します。
また、次回の第11回コンテストの募集を本日から開始しましたので、あわせてお知らせします。
詳しくはお手元の配布資料をご確認いただきますとともに、ご不明の点は当社広報室までお問い合わせください。
それでは、ただいまから第129回の定例会見をはじめさせていただきます。

【はじめに】

本日もお忙しい中、お集まりいただきましてありがとうございます。会見を始める前に、一言お礼申し上げます。
すでにご承知のことと思いますが、東海環状自動車道の養老ジャンクション(JCT)から養老インターチェンジ(IC)までの区間、約3kmにつきまして、10月22日15時に無事に開通することができました。
開通にあたり、多大なご理解とご協力をいただきました地元の皆さまをはじめ、ご尽力いただきました関係者の皆さまに、あらためてお礼申し上げます。
また、多くの報道関係の皆さまにも、開通前の現場見学会や開通式典などをご取材いただき、誠にありがとうございました。
今後、より詳細に利用状況やストック効果などを整理し、あらためてお知らせしたいと考えています。
今回の開通により、沿線地域の観光産業の活性化や地域開発の促進などが期待されます。引き続き、国土交通省などの関係機関と協力しながら一日も早い全線開通を目指し、鋭意事業を進めていきます。
続きまして、先週末から23日にかけて日本各地で猛威を振るいました、台風21号の被害状況などについてご説明します。
あらためて亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被害に遭われた方々に対しお見舞いを申し上げます。
当社管内では、台風21号による豪雨・強風・高波の影響により全営業路線の28%を通行止めとしました。
10月20日(金)から、報道関係の皆さまへのお知らせや当社WEBサイトで、通行止めになる可能性があるという情報を事前に提供させていただきましたが、お客さまには大変ご不便をおかけしました。
当社管内では、伊勢道の伊勢西ICから伊勢IC間で最大降水量639mmを観測するなど、管内全域にわたって稀にみる豪雨となりましたが、幸い通行止めが長期化するような大規模な土砂崩落などは発生していません。
なお、海浜部に近い東名の一部区間と西湘バイパスでは、高波の影響によりガードレールや越波防止柵などが損傷しましたが、高波が収まり次第ただちに復旧工事をおこない、東名につきましては昨日20時に、西湘バイパスにつきましては本日8時に通行止めを解除しました。
東名の富士ICから清水JCT間の下り線では、引き続き損傷したガードレールの復旧工事のため、約5kmにわたり走行車線規制を実施していますので、この区間をご利用の際は十分注意して走行いただくようお願いします。
なお、この走行車線規制区間内に位置する下り線の由比パーキングエリア(PA)は、復旧作業のためしばらくの間閉鎖させていただきます。
また、西湘バイパス下り線の西湘PAは、駐車場・トイレ・自動販売機はご利用いただけますが、営業施設につきましては高波により被災したため、現在復旧作業中です。
由比PAの閉鎖解除および西湘PAの営業再開の時期につきましてはあらためてWEBサイトなどでお知らせします。
お客さまにはしばらくご不便をおかけしますが、ご理解とご協力をお願いします。
さらに、昨日15時頃に伊勢市から連絡があり、台風21号の影響と思われる土砂災害を確認しましたので、本日11時に公表しています。
発生した場所は、伊勢道の伊勢西ICから玉城IC間の下り線で、盛土のり面が高さ7m、幅20mにわたり崩落しました。この崩落土砂により、隣接地に駐車されていた車両に倒木が接触したことを確認しました。
被害にあわれた方をはじめ、地域の皆さまにご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。
なお、この場所は安全確保のため走行車線規制を実施中です。

【事業の現況(2017年9月)】

資料1をご覧ください。
営業の状況ですが、9月の料金収入は564億8900万円で対前年同月比4.0%の増加、また、通行台数は日平均197万6000台で対前年同月比1.2%の増加となりました。
9月は、大型車の利用が堅調だったことや、昨年は9月から10月にかけて実施した東名集中工事を、今年は10月に実施したことにより、料金収入・通行台数ともに増加となりました。

続いて建設の状況ですが、2017年度に開通を予定している区間の工事概況についてご説明します。
新東名 海老名南JCTから厚木南IC間2kmにつきましては、現在、橋梁上部工などの道路本体工事が完了し、舗装工事や標識工事、料金所の建物などの設備工事を展開しています。
東海環状道 養老JCTから養老IC間3kmにつきましては、冒頭にご説明した通り、10月22日に開通しました。

次にサービスエリア(SA)・PAの状況です。
資料1-1の裏面をご覧ください。
9月のSA・PAの売上高は156億2700万円で対前年同月比6.1%の増加、飲食・物販部門の売上高は対前年同月比0.4%の増加となりました。
9月は、台風の影響を受けたものの、東名集中工事が今年は10月に実施されたこともあり、飲食・物販部門は昨年と同等の売上となりました。
ガソリン部門の売上高は、昨年に対し販売価格が上昇したことと、軽油の販売数量が増加したことにより、対前年同月比19.2%の増加となりました。

【プレストレストコンクリート構造物における新たなグラウト再注入工法(PC(ピーシー)-Rev(レブ)工法)の開発】

資料2をご覧ください。
当社は、安全性向上に向けた取り組みの一環として、高い耐久性やライフサイクルコストの低減につながる技術開発をおこなっています。
その一つとして、今回初めてのご紹介となります「プレストレストコンクリート構造物における新たなグラウト再注入工法の開発」についてご報告します。
本技術は、当社のグループ会社である中日本高速技術マーケティング株式会社とオリエンタル白石株式会社の2社で開発した技術です。
高速道路は、橋やトンネルなどの構造物で造られていますが、その橋は主に鋼(鉄)製とコンクリート製に区分されます。コンクリート製は、さらに普通の鉄筋コンクリート(RC)とプレストレストコンクリート(PC)の2種類に分類されます。
PC橋では、資料の図1に示すようにPC鋼材が配置されています。
現在は、施工管理基準が整備されているため、シース管にPCグラウトが完全に充填されますが、施工管理基準が整備される2004年以前は、技術的知見が十分でなく、シース管の一部にPCグラウトの充填が不十分な箇所(未充填箇所)が発生している場合があります。
このような未充填箇所を対象に、今回、より安全で効率的かつ確実にPCグラウトを再注入することが可能なPC-Rev工法を開発しました。
その結果、PC橋の持つ本来の耐久性を長期間にわたり確保することができます。
続きまして、本工法の施工手順をご説明します。
資料の図2をご覧ください。
まず、既設構造物の調査としまして、PCグラウトの未充填箇所を把握するためにX線透過撮影をおこない、鉄筋探査機によりシース管の位置を把握します。
次に回転式ドリルにより既設コンクリートに穴を空け、シース内の空洞量を調査した後、PCグラウトを注入し空けた穴を埋めて完了となります。
PC-Rev工法には、3つの特長があります。
1つ目は、穴を空ける時の鋼材の損傷を防止できる制御システムです。
2つ目は、穴の大きさを必要最小限にとどめることができる技術です。
3つ目は、すき間の量を高い精度で把握できる技術です。
今回開発した技術は、PC橋の補修対策としてグラウト再注入工法が必要な場合に、信頼性の高い有効な技術として大いに期待されます。
当社は今後もグループ一丸となって、安全を最優先に、高い耐久性やライフサイクルコストの低減につながる技術開発を進めていきます。

【E1 東名高速道路 富士川SA(下り)が11月1日(水)にグランドオープン】

続きまして、東名 富士川SA(下り)のグランドオープンについてお知らせします。
資料3-1をご覧ください。
現在、一部リニューアル工事中の東名 富士川SA(下り)は、11月1日(水)9時にグランドオープンします。
今回のリニューアルでは、フードコートの座席数を94席から154席に大幅に増やすことで、より快適にご利用いただけるようになります。また、フードコートからは、より多くのお客さまに、窓いっぱいに広がる富士山の眺望と、富士市街の美しい夜景をお楽しみいただけるようになります。
新規オープンする店舗では、地元静岡で人気のラーメン店「らーめん 田ぶし」と、人気海鮮丼専門店「のっけ家」が高速道路に初出店します。その他、グランドオープンに先立ってコンビニエンスストア「セブンイレブン」が東名高速道路初出店として営業を開始しています。
これまで以上に楽しく、便利になった富士川SA(下り)をぜひご利用ください。
次に、資料3-2をご覧ください。
10月18日に発表済みですが、中央道 諏訪湖SA(下り)のグランドオープンについてお知らせします。
中央道 諏訪湖SA(下り)は、明後日の10月27日(金)にグランドオープンを迎えます。
今回のリニューアルでは、諏訪大社でおこなわれる「御柱祭」で昨年実際に使用された御柱の一部と、御柱に取り付ける「めどてこ」を、地元の氏子の皆さまにご協力いただき、展示することができました。
新規オープンの店舗では、長野県初出店となる『上島珈琲店』や、峠の釜めしで有名な『おぎのや』などがすでに営業を開始しています。
より快適に生まれ変わった諏訪湖SA(下り)へぜひお立ち寄りください。

司会

以上が本日ご用意したトピックです。それでは、これから皆さまからのご質問をお受けします。

記者

最近問題になっている神戸製鋼のデータ改ざんについて、国道の標識などに神戸製鋼のアルミが使われているということで問題になっていると思いますが、御社の高速道路でも神戸製鋼の製品が使われているかどうか、その使用状況の確認と、もし使われているのであれば今回の件に対する社長のご見解と、今後のご対応について教えてください。

社長

神戸製鋼の問題は承知しています。私どもで神戸製鋼の材料が使われている可能性のあるものとしましては、今お話にありましたように標識や防音壁、橋梁の鉄製品、先ほどPC橋についてご説明しましたが、あの中に入っていますPC鋼材、そういったものが高速道路では主に使われています。そのうちPC鋼材につきましては、それを販売しています神戸製鋼のグループ会社から、改ざんはないという通知を受けています。またアルミ製の防音壁や標識などについて神戸製鋼に問い合わせたところ、何かあれば、メーカーから通知があると聞いています。今後神戸製鋼において、調査を進められると思いますので、私どもとしましても、関係する可能性がある製品につきましては、今後の神戸製鋼側の公表内容などを踏まえながら対応していきたいと思っています。

記者

現状では、使用が確認されているものはまだないということですか。

社長

先ほど申し上げましたPC鋼材は確認ができているということです。

記者

データ改ざんがおこなわれたもので、強度に問題があることはまだ確認されている訳ではないということですか。

社長

PC鋼材は、改ざんはしていないという報告を受けています。

記者

もう1点うかがいたいのですが、8月の中央道の土砂流出事故の関係で、先月の会見で丸釜釜戸陶料に損害賠償を請求されるお考えをお話しされたと思いますが、その後の進捗や今後の見通しなど、分かれば教えてください。

社長

損害賠償につきましては、現在、相手方と交渉中のため、ここで申し上げることは差し控えます。なお、制限速度を50kmに規制している区間につきましては、11月末までには従来の80㎞の状態に戻せるように、今工事を進めています。

記者

台風21号の関係について、東名の由比地区は現在も復旧作業中とのことですが、また、もう一つ台風が日本へ向かっています。普段より環境が悪い中、由比地区の対応をどうされるのか。また、少し前の話になりますが、神奈川県内の東名で清水区のご夫婦が亡くなられたあおり運転について、全国的にもドライブレコーダーの映像が出てきたり、耳目を引いている感じです。勿論、警察が取り締まることだと思いますが、通常の事故対策と、悪意や故意があって発生する事故対策とは異なると思います。なにか対策があるのか教えてください。

社長

後のご質問からお答えします。警察とも相談しながら、「セーフティドライブ」という冊子の内容を見直したり、SAやPAの掲示板などを活用して、あおり運転をしないように周知していこうと取り組んでいます。これからも警察と相談しながら、しっかり取り組んでいきたいと思っています。
台風につきましては、21号の影響でガードレールや越波防止用の柵が飛んでしまいましたので、それを復旧し、開通させます。今後の対応としましては、これまでも越波量をいつも観測しながら、通行に危険が感じられるときには通行止めにするという仕組みにしていますので、それに従って今後も危険であれば通行止めにします。

記者

神戸製鋼の問題で関連して確認したいのですが、PC鋼材については、データ改ざんが無かった、標識、防音壁、橋梁に関しては神戸製鋼の製品は使われているけども改ざんの有無が分からないといった認識で良いのか、教えてください。

社長

アルミ製品は標識と防音壁に使われていますが、アルミの原材料をメ-カ-が購入して製品を作り、当社はメ-カ-から製品を購入する、または工事会社が製品を購入するという仕組みになっています。神戸製鋼からは、メ-カ-または工事会社から連絡がある旨の話を聞いています。

記者

どれくらい使われていたかという事も分からないですか。

社長

当社としましては、メ-カ-や工事会社からの連絡を待っていても仕方がないので、独自に調査できるように準備を整えているところです。

記者

あおり運転と同じように注目を集めている落下物の件についておうかがいします。落ちていたタイヤに乗り上げて発生した事故があったかと思いますが、あらためて落下物への対応として、周知を徹底されるとか、何か対策をとられることがあるのか、教えてください。

社長

落下物につきましては、日常からパトロールを定期的におこなっています。路線によって異なりますが、一日に何回かパトロールしながら、落下物があれば回収しています。また、お客さまから落下物の通報があれば、直ちに出動して対応するという体制になっています。さらに、「セーフティドライブ」という冊子に、荷物の落下は大変危険であるということが記載されていますので、併せて啓発活動を進めている状況です。

記者

訪日外国人向けの高速道路乗り放題パスが発売されたと思いますが販売状況を教えてください。
この前発表された全国版の方です。

社長

当社が独自で販売しています外国人向けの乗り放題パスにつきましては、昨年の約1.3倍位の割合で伸びています。

社員

全国版の乗り放題パスはまだ販売を開始したばかりなので、現時点では集計ができていません。初めてということもありますので、より多くのお客さまにご利用いただきたいと考えているところです。

司会

ご質問が途切れたようですので、これで定例会見を終了させていただきます。

トピック・配布資料一覧