NEXCO 中日本 中日本高速道路株式会社




2016年11月24日宮池社長定例会見

会見要旨

【司会】

皆さまお待たせいたしました。ただいまから第119回の定例会見をはじめさせていただきます。

宮池社長

【事業の現況(2016年10月)】

資料1をご覧ください。
営業の状況ですが、10月の料金収入は568億7300万円で対前年同月比0.4%の減少、また、通行台数は日平均198万4000台で対前年同月比0.1%の増加となりました。
10月は、新東名や圏央道の整備効果が表れている一方で、東名集中工事が昨年の11月から今年は9月~10月に変更となったことから、料金収入・通行台数ともにほぼ横ばいとなりました。

次に建設の状況です。
2016年度に開通を予定している区間の工事概況についてご説明します。
中部横断道六郷インターチェンジ(IC)から増穂IC間の約9kmは、現在、土工、橋梁、トンネル工事など道路本体工事が概ね完了し、舗装工事や設備工事を実施中です。現在のところ工事は順調に進展しており、今年度末の開通を目指し、鋭意事業を進めているところです。
なお、既に11月22日に公表していますが、新清水ジャンクション(JCT)から富沢IC間約21kmにつきましては、想定以上にもろい地盤でのトンネル掘削や掘削土に含まれる自然由来の重金属の処理などの課題を有する工事箇所が点在しています。この区間の工程を精査した結果、開通予定時期が当初計画していた2017年度から、1年遅れの2018年度となる見通しとなりました。
一日も早い開通に向け最大限努力していきますので、引き続き、ご理解とご協力のほどよろしくお願いします。

次にサービスエリア(SA)の状況です。
10月のSA・パーキングエリア(PA)の売上高は159億6100万円で対前年同月比3.7%の増加、飲食・物販部門の売上高は、対前年同月比4.1%の増加となりました。
主な増加要因としましては、NEOPASA(ネオパーサ)岡崎、長篠(ながしの)設楽(したら)原(がはら)PAの開業による増収があげられます。

【笹子トンネル天井板落下事故 追悼慰霊式について】

2012年12月2日の中央自動車道笹子トンネル天井板落下事故からまもなく4年になります。
この事故により亡くなられた9名の方のご冥福をあらためてお祈りするとともに、「二度とこのような事故を起こしてはならない」という深い反省と強い決意のもと、今後とも弊社が経営方針の最上位に掲げております「高速道路の安全性向上と機能強化の不断の取組み」を弛むことなく継続し、事故を風化させないことをお誓いするため、追悼慰霊式を実施いたします。
お手元にお配りした資料2をご覧ください。
12月2日の当日は、事故が発生した午前8時3分に、事故現場に近い笹子トンネル東坑口付近で、ご冥福をお祈りし、黙とうと献花をいたします。
その後、場所を移動して、午前9時30分から、都留市内にある「シティホール都留」で追悼慰霊式を執り行います。
今回の追悼慰霊式では、弊社関係者の参列につきまして、ご遺族様のお気持ちにお応えしつつ、グループを挙げて事故の風化防止に努めるべく、事故後に入社した若手社員や第一線で現場を担う社員およびグループ社員などおよそ20名が式典に参列するとともに、参列できない社員に向けては、追悼慰霊式の模様を中継により社内放映する取組みを行う予定です。
また、12月2日は当社グループの「安全の日」として、追悼慰霊式のほか、全職場での黙とうや安全に関する職場討議などの取組みを毎年行っています。さらに、今年度からは、「安全の日」の前に、役員が全現場事務所(35事務所)を訪問し、事務所社員との直接的な対話を通じて、事故を風化させず、「二度とこのような事故を起こさない」との強い決意をあらためて心に刻み込むための「安全対話」を、全社的な取組みとして実施しています。
追悼慰霊式には、ご遺族様をはじめ、国土交通省関係者の方、行政機関の関係者の方などが参加される予定です。

【東名阪道 渋滞緩和対策に着手します】

資料3をご覧ください。
東名阪道(上り線)四日市ICから鈴鹿IC間の一部区間で、暫定的に3車線で運用している区間の延伸工事に着手します。
この区間は、午後を中心に、四日市IC付近のサグ部(上り坂と下り坂の変化点)を先頭に渋滞が発生しています。
これまでもさまざまな対策を実施してきましたが、地域の皆さまからのご要望もふまえ、11月18日に開かれた「第2回東名阪道渋滞対策検討ワーキンググループ」でさらなる対策案を提示し、了承されました。
暫定3車線運用区間を延伸することにより、四日市IC付近での渋滞が緩和され、定時性・安全性の向上が図られます。
工事の詳細につきましては、決まり次第、当社WEBサイトの「工事規制予定」のページでお知らせします。
工事期間中は一時的に渋滞の発生が見込まれており、ご利用のお客さまには大変ご迷惑おかけいたしますが、ご理解とご協力をお願いします。

【高速道路での安全運転のお願い】

資料4-1をご覧ください。
当社が管理する高速道路では、今年の1月から11月21日までに37件の交通死亡事故が発生しています。これは昨年の同時期と比べると8件少なくなっていますが、今年は10月以降に全体の約3割にあたる11件が集中して発生しました。
また、昨年は12月に7件の死亡事故が発生するなど、年末の事故が増えることが懸念されます。
そこで、今年発生した死亡事故を分析しましたので、別紙の2ページをご覧ください。
今年発生した死亡事故の特徴としては、「車両単独の事故」が全体の35%を占め、そのうち自動二輪車の事故やガードレールなどの構造物に衝突する事故がそれぞれ約4割となっています。
また、「停止車両や人との衝突事故」も全体の35%を占め、そのうち事故や故障などに起因するものが約5割に上っています。
さらに、「走行車両同士の事故」のうち、約2割が逆走車両による事故となっています。
このような特徴を踏まえた事故防止のための安全運転のポイントにつきまして、別紙の3ページやお手元の「セーフティドライブ」に記載していますので、高速道路を走行される際には、十分な車間距離をとり、わき見をせず、安全な速度で走行するなど、ゆとりをもった運転を心掛けていたただきますようお願いします。
併せて、当社としましては、安全啓発の取り組みの一環として、12月1日(木)から12月22日(木)まで「交通安全キャンペーン」を警察や関係機関と連携して実施するなど、年末年始に向けた交通安全の呼び掛けを強化していきます。
なお、期間中に予定しているイベントの詳細につきましては、近日中に当社WEBサイト上で公開しますので、報道関係の皆さまには是非、取材にお越しいただきたいと思います。
次に、資料4-2の1ページと6ページをご覧ください。
死亡事故の要因でもある逆走につきまして、防止対策の技術を公募しています。
逆走防止対策として、現在IC、JCT部などで物理的・視覚的対策を進めているところですが、対策のより一層の推進をはかるため、民間企業から逆走防止対策の技術を求めることとしました。
今回の公募では、逆走車両を検知、警告、誘導する技術を募集しています。
2017年度に実道での検証を行い、2018年度からの実用化を目指していきます。

【2016年度雪氷期に向けた取り組み】

資料5をご覧ください。
今年も本格的な雪氷シーズンが到来します。
現在、中央道、圏央道、東名などで降雪による交通規制などを行っています。大変ご不便をお掛けしています。
既に、今回の降雪に関しましては、11月22日に降雪が予想される道路と区間をお知らせし、一部報道として取り上げていただいたところです。
冬用タイヤの未装着やタイヤチェーンの不携行により、上り坂などでの登坂不能車両が除雪作業の障害となり通行止めに繋がる場合があります。
お客さまには、早めの冬用タイヤ装着やタイヤチェーンの携行、さらには、お出かけ前には天気予報や交通状況をご確認のうえ、雪道での安全運転に心掛けていただきますようお願いします。
 当社での今冬期の取り組みをご紹介します。

  1. 旅行計画の参考にしていただくため、気象予測をもとに降雪3日前程度から大雪に関する情報を提供します。
    • ・報道各社への投げ込み
    • ・公式WEBサイトによる大雪情報の提供
    • ・情報板や休憩施設での大雪情報の提供
  2. お出かけ前や旅行中に高速道路の降雪状況をご確認いただけるよう、iHighway(アイハイウェイ)や休憩施設で降雪状況のリアルタイム映像を配信します。
    • ・iHighwayによるライブ映像提供⇒5箇所追加し合計55箇所
    • ・休憩施設でのライブ映像の提供⇒7箇所追加し合計70エリア
  3. 冬用タイヤ未装着などによる立ち往生車両を速やかに救援するため、監視設備や救援機械を増強します。
    • ・監視設備を増強(71基追加)
    • ・立ち往生車両救援機械を増強(15台追加)
    • ・部分的な圧雪除去作業のための小型散布車を増強(5台追加)
  4. 安全走行のための情報提供を実施します。
    • ・雪道ドライブガイド(公式WEBサイト)
    • ・冬道走行に気をつけガイド

大雪予報の際には、当社から報道関係の皆さまに事前に情報を提供させていただきますので、ご協力をお願いします。

【高速道路リニューアルプロジェクト(大規模更新・大規模修繕事業)の進捗状況及び基本契約方式の導入について】

資料6をご覧ください。
高速道路リニューアルプロジェクトの進捗状況ですが、春の東名・中央道と秋の北陸道2箇所の計4箇所で、本線の対面通行規制を伴う工事が無事終了しました。また、現在工事を実施している中央道は今月中に終了する予定ですので、引続きご協力をお願いします。
既に契約が完了している工事につきましては、関係機関との調整など準備が整い次第、工事の内容や時期について発表させていただきます。
現在進めている高速道路リニューアルプロジェクトの橋梁床版取替工事では、安全性や品質の向上、確実な事業進捗を図ることを目的として、リニューアルプロジェクトの工事ではわが国で初めての適用となる「基本契約方式」を導入することとしました。
高速道路リニューアルプロジェクトでは、施工条件が同じような橋梁床版の取替工事が繰返し行われます。このような場合、先行して実施した工事で得られる技術的な知見やノウハウを後続する工事へ反映させることにより、安全性や品質を向上させ、確実な事業進捗を図ることが期待できます。
今後、基本契約方式により発注を予定している工事は、3ページに記載しているとおりです。

【2月23日「富士山の日」EXPASA富士川に観覧車オープン EXPASA富士川の観覧車名称を募集します】

資料7-1をご覧ください。
現在、東名高速EXPASA富士川に建設中の観覧車につきましては、2017年2月23日『富士山の日』にオープンすることとなりました。
EXPASA富士川は、富士山の南西約25kmに位置し、裾野まで雄大な眺めをご覧いただくことができます。また、道の駅「富士川楽座」も併設されているため、地域のお客さまをはじめ、年間500万人以上の方にご利用いただいている大変活気のあるサービスエリアです。
そのEXPASA富士川にまた1つ、新たな楽しみが加わります。
これにより、富士市のさらなる観光振興と地域社会の活性化に貢献していきます。
EXPASA富士川に設置される観覧車は高さが約60mあり、富士山の全景はもちろんのこと、富士川(ふじかわ)の流れや、駿河湾、伊豆半島、富士市街の夜景や眼下を走る東名高速を望むことができ、新たなビュースポットとなります。
ゴンドラ内では、EXPASA富士川でご購入の商品をご飲食していただくことができ、絶景を眺めながら、おいしいコーヒーやソフトクリームをご賞味いただけます。
また、資料7-2をご覧ください。新たなランドマークとして、皆さまに愛着をもっていただけるよう、観覧車の名称を公募することとなりました。
みなさま奮ってご応募ください。
以上が本日ご用意したトピックです。

【司会】

それでは、これから皆さまからのご質問をお受けします。

【記者】

高速道路リニューアルプロジェクトの基本契約のことで教えて下さい。基本契約方式の導入は高速道路リニューアルプロジェクトでは初めてでしょうか。また、実質的に、NEXCO3会社の中でも初めて導入されるのでしょうか。

【社長】

そのとおりです。

【記者】

国土交通省などで実際に採用されているところはあるのでしょうか。

【社長】

私は承知していません。

【記者】

契約方式について、業務の内容で1回目の契約に含まれているのは、2回目と3回目の設計業務までということだと思いますが、2回目以降の工事を実施する際には、1回目の契約で行った設計資料をもとに、改めて、他社も含めて競争入札を行うという理解でよろしいでしょうか。

【社長】

他社は入りません。基本契約で1社を決めて、その会社が何件かの工事の設計を行います。1回目の契約が終わりましたら、2回目の工事は同じ会社が続けて行い、その時点でまた、金額について当社と協議をするという形になります。

【記者】

2回目、3回目以降の工事は、協議によって決めるという随意契約みたいなものでしょうか。

【社長】

随意契約という名称ではありません。特命契約です。

【記者】

3点あるうちのまず2点、お聞きします。
資料3の東名阪道の渋滞対策は、運用開始の具体的な日時は決定していないということですが、基本的にはリフレッシュ工事の時期にあわせて工事を行うしかないかと思います。そうすると来年か再来年かということになるかと思うのですが、今後の工事の進捗について教えていただきたいのが1点目の質問です。
2点目の質問は、2018年度には新名神が開通する予定で、今回の暫定3車線は非常に短い期間での運用になると思いますが、このように短い期間であっても行う意義というものは何か、また、費用に見合う効果が得られるのか、教えてください。

【社長】

工事の実施時期につきましては、来年度のリフレッシュ工事を中心に検討を進めており、来年度の前半には運用を開始したいと思っています。できるだけ早く進めます。
費用対効果につきましては、B/C(ベネフィットパーコスト)を確認しましたが、渋滞による損失時間などを考えると、十分に投資効果があると評価しています。

【記者】

3点目の質問ですが、資料5について、雪氷期に車が立ち往生してしまう問題があるということで、国でも罰則の強化などについて議論されているところだと思いますが、実際にNEXCO中日本管内で、雪氷期に立ち往生してしまい、その結果として、深刻な渋滞が起きてしまうような事例は、ここ数年であったのでしょうか。

【社長】

昨年、北陸道でトレーラーなどが坂を上がれなくなってしまったことがあります。登坂車線を登れず立ち往生してしまった車両を救出することで渋滞を解消させたという事例です。できるだけ早期に対応すれば、大渋滞が回避できるということもよく認識しており、監視設備を補強して立ち往生車両を早期に発見したり、また立ち往生車両が発生する場所は概ね決まっているので、予めタイヤショベル車などを配備して、直ちに出動できるようにしたりするなど、対策を強化しています。

【記者】

東名阪道の渋滞対策ですが、もう少し具体的に、いつ頃を目途に工事を始める予定でしょうか。

【社長】

先ほどご質問にあったように、毎年、東名阪道では春のリフレッシュ工事を行っていますので、その工事をいつ実施するかによります。その時期にできるだけ早く着手し、できるだけ早く運用を開始したいと思っています。

【記者】

数日前に三重県の方で発表になった話によると、渋滞が7割減るという一部報道もありますが、あらためて具体的にどういう効果があるのでしょうか。

【社長】

上り線は四日市ICから鈴鹿ICにかけて、沢山のサグがあり、そのサグごとに渋滞が発生しています。それがある時にはつながってしまい、亀山JCTの方まで伸びてしまう場合もあります。これまでの渋滞状況を統計的に調べた結果、その渋滞回数が7割くらい減るものと予想しています。

【記者】

日曜日の夕方とか週末の一番混む時間帯で平均何分くらいが何分くらいになるという予想はあるのでしょうか。

【社長】

そういった予想を出すのは難しいのではないかと思いますが、後ほど詳しいデータがありますので、確認してください。ただ何分短くなるかというのは状況によって変わりますので、具体的な数字については難しいかと思います。

【記者】

投資額はいくらですか。

【社長】

約20億円です。損失時間などを考えたB/Cでも、十分に投資効果があると考えています。

【記者】

音羽蒲郡ICと豊田ICの間の暫定3車線運用も踏まえて判断されたということでしょうか。

【社長】

そういうことです。音羽蒲郡IC付近につきましては、暫定3車線を2車線に戻して安定的に運用していますが、東名阪道につきましても暫定3車線運用後の様子を見て、いつ2車線に戻すか判断していきたいと考えています。

【記者】

上り線は亀山JCTから渋滞が始まって、途中で3車線から2車線に戻る所から渋滞が激しくなるという印象がありますが、全線3車線にしないというのは、やはり技術的にここしかできないのですか。

【社長】

技術的な事もありますし、四日市ICから鈴鹿ICの間で対策を取ることによって、随分効果があるものと評価しています。また、構造物の区間では2車線のところを3車線にするために、警察などと協議しながら進めていて、これまでの結果としてこの区間で対策をとるのが一番効率的ではないかと総合的に判断して行うものです。

【記者】

これは素人考えですが、亀山JCTから鈴鹿ICの間はルールを無視して路側帯を走行し、自分で暫定3車線にして走るような車もいるので、暫定3車線が可能と言えば可能ではないのかと思っているのですが。

【社長】

車線の左側を走っていく車ですね。危険なので止めていただきたいものです。そのほとんどは、普通乗用車の走行で、大型車は走行できないかと思います。厳しく取り締っていただきたいと思っています。

【記者】

雪の件で、先程話された内容は一昨年の冬の山梨豪雪か何かだろうと思いますが、強制的に路上に残った車を排除することが可能になり、制度が変わったと思います。今年度新たに対応するために投資や対策など、何か動きはありましたか。

【社長】

機動力を強化するということだと思いますが、新東名が開通し、そこで新しく除雪車などを増強しているので、それらを上手に運用していきます。北陸地方で雪が多い時には東海地方ではあまり降らない傾向のため、除雪車などを広域運用をしながら、機動力を強めていくとともに、先程ご説明したように監視設備の補強などを行い、より早く立ち往生車両に対応できるようにするなど、対策を進めていくということです。

【記者】

今朝の関東の雪とこの前の福島地震は、特に管内で何か特筆すべきことはなかったですか。

【社長】

地震に関しましては、当社管内では特に大きな揺れはありませんでした。今日の雪も今のところ、チェーン規制はしておりますが、通行止めには至っていません。

【記者】

資料1の「事業の現況」で、中部横断道の開通予定が、先日の発表では2年遅れるということになったかと思います。あらためて新東名、東名、中央道のネットワークの中で中部横断道が果たす役割についてどのようにお考えか教えてください。

【社長】

中部横断道は、高速道路が中央道1本しかない地域にとっては、非常に大きな役割を果たすバイパスになると思います。また、富士山を巡る周遊観光に非常に効果的であると思いますし、太平洋側と内陸との物流の円滑化にも非常に有効です。私どもが工事を担当しています、新清水ICから富沢ICまでの区間につきましては、今まで2017年度開通と申し上げていたところを2018年度のうちに開通させたいと考えています。また、国土交通省が施工している直轄区間では、区間によっては1年あるいは2年遅れるという状況になっています。遅れることによって地域経済にもご迷惑をおかけしますが、できるだけ早く開通するよう努力していきたいと思います。

【司会】

ご質問が途切れたようですので、これで定例会見を終了させていただきます。