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会長兼社長挨拶

私たちNEXCO中日本グループは、2011年4月にコーポレート・スローガンを『道を通じて感動を 人へ、世界へ』、5か年を通じた経営基本方針を「世界一の高速道路会社をめざして」とする経営計画をスタートし、この1年間に多くの分野で成果を上げることができました。これもひとえに、お客さまをはじめとするステークホルダーの皆さまのおかげであると、心より感謝申し上げます。
昨年3月11日に発生した東日本大震災は、わが国の社会・経済に深刻な打撃を与えました。この未曾有の大災害の経験により、私たちは高速道路ネットワークの整備や耐災性・補完性確保の重要性を改めて認識するとともに、これらの事業を担う高速道路会社の果たすべき役割の大きさを強く感じました。NEXCO中日本グループは、4月14日の新東名(御殿場JCT~三ヶ日JCT)162kmの開通によるダブルネットワーク化の実現や、災害に強い高速道路づくりの強化などにより、期待される役割を果たしてまいります。
一方、当社のコンプライアンスに関する不祥事により、ステークホルダーの皆さまからの信頼を大きく損なったことに対し、深くおわび申し上げます。二度とこのような不祥事を起こさないため、「新生NEXCO中日本」として今一度原点に立ち返り、グループ一丸となって信頼の回復に取り組んでまいります。
NEXCO中日本グループは、高い倫理観に根ざした企業文化を醸成し、私たちの役割を果たしていくという決意のもと、お客さま第一経営の実現をはじめ、安全・安心・快適な高速道路空間の創出、感動を生むサービスの提供、新規事業領域への挑戦などを通じて、ステークホルダーの皆さまに感動と満足をお届けするとともに、飛躍へのたゆまぬ挑戦を続けてまいります。
このほど、新たな内容を積極的に取り込む形で重点施策を見直し、2012年度から2016年度までの5か年を対象とする経営計画『チャレンジV(ファイブ)』を策定しました。
日本経済の長期低迷やグローバル化の急速な進展など、私たちを取り巻く環境は厳しさを増していますが、地域社会の発展と暮らしの向上、日本経済全体の活性化、そして世界の持続可能な成長への貢献を通じて、2015年度の「世界一の高速道路会社」、さらにはその先の「夢を実現できる会社」をめざして挑戦を続けてまいります。
代表取締役会長兼社長CEO
金子 剛一
