NEXCO 中日本 中日本高速道路株式会社




ニュースリリース

  • 名古屋支社 開通・建設 プレスリリース

紀勢自動車道・熊野尾鷲道路の開通後の交通安全・物流・経済面等の変化について

東紀州地域
高速道路整備効果検討会

三重県東紀州(ひがしきしゅう)地域は、紀勢(きせい)自動車道および熊野尾鷲(くまのおわせ)道路の全線開通により、名古屋市など各地と高速道路で結ばれ、交通の利便性が大きく向上しています。

この度、交通安全・物流・経済面等の変化に着目し、その結果をとりまとめましたのでお知らせします。  

今後も引き続き、各種効果について順次調査・整理をおこなっていきます。

※東紀州地域[紀北町(きほくちょう)・尾鷲(おわせ)市・熊野(くまの)市・御浜町(みはまちょう)・紀宝町(きほうちょう)]

交通需要の増加

紀勢自動車道・熊野尾鷲道路の開通に伴い、すでに開通していた紀勢自動車道の有料区間[勢和多気(せいわたき)JCT~紀勢大内山(きせいおおうちやま)IC]の交通量が約1~2割増加しています。

走行経費の削減

国道42号の難所であり、急カーブ・急勾配が連続する4つの峠[荷坂(にざか)峠・鷲毛(わしげ)・矢ノ川(やのこ)峠・佐田坂(さださか)]が回避され、距離も短縮されたことにより、燃料消費量・タイヤ損耗などの走行経費が削減されています。

交通事故が減少

高速道路と国道42号を合わせた交通事故件数は約3割減少するとともに、死傷事故件数も約7割減少しています。

アクセス向上による地域への経済的波及効果

紀南(きなん)中核的交流施設として整備された「里創人 熊野倶楽部(リゾート くまのくらぶ)」では、遠方からの宿泊者、初来館の宿泊者が増加するとともに、売上額が約3割増加しています。

地域の主要産業の安定供給を支援

アクセス性の向上や災害時のダブルネットワークが確保されたことにより、地域の主要産業である「さかな・みかん・牛乳」などの安定的出荷に効果の声が寄せられています。

【東紀州地域高速道路整備効果検討会】
三重県県土整備部道路企画課・尾鷲市市長公室・熊野市市長公室・紀北町企画課・御浜町産業建設課・紀宝町企画調整課・中日本高速道路株式会社名古屋支社・国土交通省中部地方整備局紀勢国道事務所

 

参考資料: 紀勢自動車道・熊野尾鷲道路の開通後の交通安全・物流・経済面等の変化について

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