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ニュースリリース

  • 名古屋支社 開通・建設 プレスリリース

紀勢自動車道・熊野尾鷲道路全線開通後初めて迎えた夏季観光シーズンの状況について

東紀州地域
高速道路整備効果検討会

紀勢(きせい)自動車道および熊野尾鷲(くまのおわせ)道路の全線開通後、初めて迎えた夏季の観光シーズンにおける東紀州(ひがしきしゅう)地域の変化に着目し、その結果をとりまとめましたのでお知らせします。

今後も引き続き、各種効果について順次調査・整理をおこなっていきます。

※東紀州地域[紀北(きほく)町・尾鷲市・熊野市・御浜(みはま)町・紀宝(きほう)町]

<観光客の増加による地域活性化>

  • 観光期における国道42 号沿線の主要観光施設の入込客数が大幅に増加しています。

<観光客の増加と観光圏域の拡がり>

  • 紀北町の「キャンプinn海山みやま」は、2012年と比較し入込客数が大幅に増加するとともに、「岐阜県・静岡県・関西方面」など、来場範囲が拡がっています。
  • 熊野古道(くまのこどう)世界遺産登録10 周年を迎え、三重県・各自治体がおこなうさまざまなイベントも相まって、世界遺産の1 つである鬼ヶ城(おにがじょう)では、紀勢自動車道開通後、県外からの観光客の割合が増加しています。また、2012年と比較し、熊野古道の語り部(かたりべ)※による案内件数が約2.0 倍、案内人数が約1.6 倍に増加しています。
    ※熊野古道を案内するガイド

<アクセス向上による波及効果>

  • 紀宝町にある道の駅「紀宝町ウミガメ公園」において、観光客1人あたりの物産売り上げ単価が増加するなど、熊野市までのアクセス向上による波及効果が見られます。

<観光客が感じている効果の実感(アンケート結果など)>

  • 高速道路の開通による効果の実感として、「滞在時間が増えた、日帰り観光が可能になった、遠方までの観光が増えた」などの声がありました。

【資料とりまとめ:東紀州地域高速道路整備効果検討会】
三重県県土整備部道路企画課・尾鷲市市長公室・熊野市市長公室・紀北町企画課
御浜町産業建設課・紀宝町企画調整課・中日本高速道路株式会社名古屋支社
国土交通省中部地方整備局紀勢国道事務所

参考資料: 紀勢道・熊野尾鷲道路整備効果

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