NEXCO 中日本 中日本高速道路株式会社




ニュースリリース

  • 名古屋支社 開通・建設

紀勢自動車道・熊野尾鷲道路の開通後の地域医療・救急医療搬送などの変化について

東紀州地域
高速道路整備効果検討会

東紀州(ひがしきしゅう)地域は日本有数の多雨地域あり、災害により度々「陸の孤島」となっていたことから、昨年度開通した紀勢(きせい)自動車道および熊野尾鷲(くまのおわせ)道路は地域の人々から「命の道」と呼ばれています。
この度、開通後に当地域にもたらした地域医療・救急医療搬送の変化や大雨時における代替路としての機能、地域生活の変化についてとりまとめましたのでお知らせします。
今後も引き続き、各種効果について順次調査・整理をおこなっていきます。

※東紀州地域[紀北町(きほくちょう)・尾鷲市・熊野市・御浜町(みはまちょう)・紀宝町(きほうちょう)]

地域医療・救急医療搬送の変化

  • 熊野尾鷲道路の開通により、熊野市から尾鷲総合病院(2次医療施設)までの所要時間・距離が短縮されたことから、新規患者数が約40%、外来患者数は約10%増加しています。
  • 急カーブ・急勾配が連続する国道42号を回避することで、救急搬送される患者および車内で応急処置を実施する救急隊員の負担も大幅に軽減されました。

代替路としての機能

  • 2014年4月から6月までに発生した国道42号の事前雨量通行規制による通行止め(延べ3回、49時間)においても、渋滞など目立った混乱もなく、紀勢自動車道・熊野尾鷲道路が国道42号の代替路としての機能を発揮しました。

地域生活の変化

  • 大雨時による通行止めの心配がなくなり、商品を安定的に店舗に搬送でき、また、輸送時間などが短縮されたことで、国道42号沿線にコンビニエンスストアが出店するなど変化がみられます。

【東紀州地域高速道路整備効果検討会】
三重県・尾鷲市・熊野市・紀北町・御浜町・紀宝町・中日本高速道路株式会社名古屋支社
国土交通省中部地方整備局紀勢国道事務所

参考資料: 紀勢道・熊野尾鷲道路整備効果

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