NEXCO 中日本 中日本高速道路株式会社




ニュースリリース

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第12回CSR懇談会を開催しました

1.第12回CSR懇談会の概要

2014年5月23日、第12回CSR懇談会を開催しました。NEXCO中日本では、社外の有識者の方々を委員とした「NEXCO中日本CSR懇談会」を2008年5月に設置し、企業が社会や文化の発展に果たすべき役割や意義、さらには環境に関する事項などについて、大局的な観点から当社経営陣と定期的に意見交換をおこなっております。

CSR懇談会委員
座長:奥野 信宏 中京大学 総合政策学部 教授
委員:青山 佳世 フリーアナウンサー
委員:亀山 章 公益財団法人 日本自然保護協会 理事長
委員:川勝 平太 静岡県知事
委員:城戸 真亜子 洋画家
委員:嶋津 八生 NHK解説委員
委員:服部 力 建築家(株式会社服部都市建築設計事務所主宰)
※敬称略、五十音順

CSR懇談会の開催に先立ち、委員の皆さまには、当社の連結子会社である中日本ハイウェイ・エンジニアリング名古屋が、高速道路の安全性向上のために高度なスキルを身に付けることを目的として設置した「E-MAC(イーマック)技術研修センター」(岐阜県各務原市)を視察していただきました。
この施設では、高速道路で実際に使用していた機器などを使い、点検や作業などを実体験で学ぶことができます。

CSR懇談会では、現場視察の感想や当社の安全性向上の取組み状況などについてさまざまなご意見をいただきました。

2.委員の皆さまからいただいたご意見

  • E-MAC技術研修センターという、電気、機械、建築、通信、土木の技術の伝承、経験による技術の向上を図る場所がつくられたことは、大きな財産。今後の運営については、必要に応じたリニューアルを図っていくなど、持続的に活用する工夫が必要である。
  • 安全を確保するためには、建設部門と保全部門が、融合して事業をおこなっていく必要がある。また、安全掲示板などの社内の資料や知見の蓄積、情報共有などの取組みは、将来、日本の社会にとってだけでなく、アジア各国のインフラの保全にも役立つのではないか。
  • 保全、点検といった業務に取り組む社員が「高速道路を支えている」いう意識を持って仕事ができるよう、モチベーションの向上に努力していくことが必要である。
  • 技術系だけでなく、事務系も含めて積極的に学位の取得に取り組んでほしい。
  • 南海トラフの巨大地震への対策や大雪、豪雨、竜巻など、昨今の異常気象に起因する災害への対策について、お客さまに伝えることが必要である。
  • 2月に大規模な降雪があったが、さまざまな災害に対応することで蓄積した危機管理のノウハウは、会社の成長にもつながる。
  • 高速道路沿線の自然、文化財、景観などを活かした取組みの充実を図っていくことで、高速道路を走る楽しみを増やしていくことができるのではないか。


E-MAC技術研修センター視察状況
(足場や仮設橋梁を使用した危険予知訓練の説明)


E-MAC技術研修センター視察状況
(ロープアクセスを利用した壁面検査訓練の実演)


CSR懇談会開催状況

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