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ニュースリリース

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2018年05月24日

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スピーカーを用いた『音声』による注意喚起システムの導入 ~交通事故防止に向けた取り組み~

NEXCO中日本は、交通事故防止に向けた取り組みとして、『音声』を用いて、トンネル内を走行中の車両へ注意喚起するシステムを導入し運用を開始しましたのでお知らせします。
本システムは、音の拡散が少ないトンネル内に複数のスピーカーを並べ、前方に工事区間があることを『音声』で走行中のお客さまに知らせるものです。将来的には、トンネル以外の区間でも導入できるように技術開発を進めています。
これまで、『警告音』で注意喚起をおこなう技術はありましたが、『音声』による注意喚起は高速道路会社では初めての取り組みとなります。
このシステムを活用して、高速道路のより効果的な交通事故対策に役立ててまいります。

導入の背景と目的

当社が管理する高速道路において、2017年1月1日から12月31日までの1年間に40件の交通死亡事故が発生し、そのうち、渋滞末尾で停止していた車両への追突事故が7件発生しています。
工事規制や渋滞は、お客さまに対し情報板、標識および標識車などにより注意喚起をおこなっていますが、前方の視界に注意が向いていない状況においては、認知されない場合があります。
そこで、より効果的に注意喚起するために、視覚情報に加え『音声』によるシステムを導入することにしました。【図1,2】
このシステムは、『警告音』に比べて、より詳細な注意喚起をダイレクトにおこなうことが可能で、お客さまはハイウエイラジオのような操作も必要なく音声を聞くことができます。

技術概要

このシステムは、トンネル内に4台のスピーカーを約50m間隔に設置して、4秒以内の『音声』を最低2回伝える仕組みです。
このとき、スピーカーからの音声を車内で聞くと、ドップラー効果によって音高が変化し、聞き取りにくくなってしまうため、スピーカーから発する『音声』は各々の場所で時間差をつけて放送します。
この技術は、東京芸術大学の亀川徹教授、早稲田大学の山﨑芳男名誉教授および当社のグループ会社である中日本ハイウェイ・エンジニアリング東京株式会社と共同で研究開発したものです。
※ドップラー効果:音源が動いていたり、聞く人が動いていたりすると振動数が変化し、音が高くなったり、低く聞こえたりする現象。

導入区間

このシステムは、E85 小田原厚木道路で現在実施中のリニューアル工事にて導入しています。

導入箇所 E85 小田原厚木道路 小田原西IC~大磯IC  
期間 2018年5月14日~2018年7月末(予定) リニューアル工事期間
設置箇所 上り線 風祭トンネル(810m)
下り線 二宮トンネル(450m)
図3
提供音声 『この先 工事走行注意』、『この先 渋滞走行注意』  

期待する効果

  • 居眠り運転による追突事故防止
  • 工事規制情報、渋滞情報などの効率的な提供

お問い合わせ先

・NEXCO中日本お客さまセンター (24時間365日対応)
TEL:0120-922-229 (フリーダイヤル)
TEL:052-223-0333 (フリーダイヤルが利用できないお客さま/通話料有料)