冬の雪道ドライブガイド
冬道の注意ポイント 場所や時間によって変わる路面の状況
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Q1 冬の高速道路はどうして注意が必要なの?
A1 場所や時間によって路面状況が変化します!
冬の道路の状況は、走行する時間帯や場所など、様々な要素によって変化します。高速道路上で特にタイヤが滑りやすい要注意ポイントをしっかりチェックしておきましょう。
- 橋の上やトンネルの出入り口
- 橋の上やトンネルの出入り口などは他の場所よりも気温が低くなり、路面が滑りやすい危険な場所です。こういった場所に差し掛かりそうな時は、手前で十分にスピードを落としておき、いつも以上に注意して走行しましょう。
- 朝晩の時間帯
- 昼間は路面が濡れているだけの状態でも、夜になって気温が下がると滑りやすくなります。気温が下がる朝晩の走行は昼間とはまったく状況が違うと考え、十分に用心しましょう。
- 出発時は積雪が見られなくても、場所や時間などの条件が変われば路面状況も刻々と変化していきます。今は晴れているから、気温が低くないからと油断せず、路面の状態に注意しながら走行してください。
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Q2 どんなことに注意すればいいの?
A2 路面の状態を知って、状況に応じた運転をしましょう!
冬の高速道路の路面にはいくつかの種類があり、気をつけるべきポイントもそれぞれ違います。路面の状態を正しく把握して、状況に応じた運転を心がけましょう。
- 固まった雪やシャーベットに注意
- 積もった新雪が踏み固められて出来る「圧雪」路面は、冬用タイヤを装着していれば走行できますが、普通の路面より滑りやすいため注意が必要です。一方、比較的温度が高い時に雪が降った場合は圧雪にならず、水分を多く含んだシャーベット状の路面ができます。この場合はとけかけた雪にハンドルが取られて滑りやすくなるため、慎重な走行が必要になります。
- 路面が黒くても安心してはダメ!
- さらに、雪がとけてその水分が再び凍ると、積雪路よりさらに滑りやすく危険な「アイスバーン」という凍結路が出来ます。なかでも最も注意すべきなのが、道路表面が凍って黒く見える「ブラックアイスバーン」。積雪や通常のアイスバーンの場合は路面が白く見えますが、ブラックアイスバーンの場合は単に路面が濡れているように見えるため、凍結に気付かないことが多いので非常に危険です。路面が黒く見えても決して安心せず、細心の注意を払ってください。
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★NEXCO中日本からワンポイント!
冬の安全走行のための対策を行っています - NEXCO中日本では、冬の高速道路を安全に走行できるように、さまざまな対策を行っています。例えば、滑りやすい箇所への警戒標識、雪で視界が遮られた時に光で視線を誘導する自発光スノーポール、寒冷地域におけるロードヒーティング(写真)などがあります。
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