工事規制箇所を通行する際のポイント
高速道路上での工事規制への進入事故状況
工事規制箇所での主な事故は、規制の先端部や規制区間の途中に設置した規制器材への接触・衝突ですが、規制内に進入した車両に作業員がはねられ死亡する重大事故も発生しています。
●高速道路での工事規制進入事故件数の推移(令和5年度NEXCO調べ)
工事規制とは?
さまざまな工事規制
■車線規制
走行車線、追越車線いずれかが通行できなくなります。
事前の車線変更が必要です。
■路肩規制
通行に影響のない路肩を規制するため車線変更は不要です。
■対面規制
片側2車線を対面運用します。大規模工事などで運用されます。
■連続規制
短い区間で複数の工事規制箇所が接近している場合には、規制区間以外での無理な追い越しや車線変更、合流に伴う追突や接触による事故をさけるため、工事をおこなっていない箇所でも連続して工事規制をします。
工事規制箇所が近づいたら
工事規制箇所手前約1kmから規制標識を設置しています。この先で工事規制がおこなわれていることをしっかりと認識し、規制速度まで減速しながら後続車両にも注意し余裕をもって車線変更をしてください。
無理な車線変更は大変危険ですのでおやめください。
工事規制箇所を通行する時の注意点
ハンドルをしっかりと握り、わき見をせず前方をよく見て通行しましょう。
事前の車線変更が必要です。
工事規制区間から工事車両が入退出することあります。規制速度を守って通行しましょう。
この先の工事規制を警告音でお知らせしている場合もあります。規制標識などに従って余裕を持って車線変更してください。
工事規制箇所の付近では渋滞が発生する場合があります。渋滞後尾では後続車に追突されないようハザードランプで合図を送りましょう。ゆずり合いの気持ちで車線変更をする車両を入れてあげましょう。
工事規制内への進入事故映像
実際に起こった工事規制への進入事故の映像は、以下の動画をご覧ください。
交通ルールと運転マナー
ながら運転、規制内走行は大変危険です。
以下の動画をご覧いただき、安全にご走行ください。
もし規制器材に接触してしまったら
慌てずに最寄りの休憩施設などに設置された「非常電話」や「緊急ダイヤル(#9910)から事故を申告してください。