美化ピカトイレのヒミツ

スゴワザマスター

エリアキャスト、スゴワザ4選。

24時間365日、ずっと利用可能な高速道路のトイレ。しかもNEXCO中日本管内の便器の数は全部で約9,000個。それらをいつもキレイに保っているエリアキャストたちの気配りやスゴワザを、一挙大公開!なかには、ご家庭で使えるワザも!ぜひ参考にしてください。

スゴワザ1
掃除場所ごとに、タオルを細かく色分け!

たとえば、便器を洗う雑巾と、洗面所を洗う雑巾が同じ白だったら…。混同して、ひょっとしたらあべこべに使ってしまうかもしれません。そこで、エリアキャストたちは、“色”で一工夫。なんと5種類5色ものタオルを使い分けています。

黄色は洗面所、白は便器、青は床、
青クロスは鏡、赤クロスは個室の金属部分

スゴワザ2
ベビーベッドは赤ちゃんのお肌のために、熱湯を使って菌の繁殖を抑える!

赤ちゃんの肌が直接触れるベビーベッド。清潔に保つには、アルコール消毒が手軽です。でも、お肌が敏感な赤ちゃんにとって、アルコール消毒は刺激が強い。そこで、ちょっと手間ですが、電気ポットでわかした熱湯を使って拭き掃除。その温度は、なんと90℃!乾きも早く、菌の繁殖もバッチリ抑えられます。

90℃の熱湯にも耐えられるように、ゴム手袋の下にもう一枚手袋をして、殺菌・除菌清掃をしています。

スゴワザ3
金属部分は、改装から6年経っても、顔が映るくらいピッカピカ!

金属部分は、青いクロスで掃除するのですが、ピカピカを長持ちさせるポイントはずばり、毎日丁寧に磨くこと。実は、汚れというものは、付着したばかりのものは、落とすのにそれほど手間ではありません。ササッとふけば落ちるのです。ところが、少しでも放置すると汚れは次第にガンコになり、ゴシゴシしないと落ちないように。そんな汚れの特性を熟知しているからこそ、エリアキャストは毎日どんな汚れも逃さずに掃除しているのです。そのひとつが、ずっとピカピカな金属部分。毎日コツコツ、磨き上げた賜物です。

スゴワザ4
清掃用のブラシは、なんとエリアキャストごとに違う!100円ショップで調達したものも!!

エリアキャストたちは、各自洗い方も力加減も微妙に違うので、自分に合ったブラシを研究し、サイズや固さが違う、さまざまな種類のブラシを使い分けています。中には100円ショップで調達したものも。特別なものでなくても、こうして日々研究をして、トイレをキレイに保っているのです。