美化ピカトイレのヒミツ

ビックリ施設

日本で初めて高速道路のトイレ近代化に踏み切ったのは『日本平PA』

民営化される前の高速道路のトイレは、けっして評判の良いものではありませんでした。薄暗くて、ジメッとしていて。休憩に立ち寄るSA・PAのトイレがそんな不快なものではダメだ、ということで、民営化後、高速道路のトイレの改善にいち早く踏み切ったのがNEXCO中日本でした。基本コンセプトは、より快適で便利で楽しく美しいトイレ。そんな近代化トイレが日本で初めて導入された場所が、『日本平PA』です。つねに清潔感をキープできるよう床をタイルからデパートで使用されているようなゴムへ。なるべく混雑が起こらないように、トイレの数とレイアウトを大きく変更。

また、開放的で明るい空間を演出するために、たっぷりと自然光が降り注ぐトップライトの採用や、お客さまが快適に待ち合わせできるようロビーを設けるなど、快適な空間演出が徹底的に施されました。

その結果、お客さまから高い評価をいただけるようになり、2009年にはグッドトイレ選奨(日本トイレ協会)(※)を受賞するまでに。休憩だって旅行や移動の一部、だからこそ、快適に気持ちよくご利用いただきたい。そんな想いで、わたしたちは今でもトイレの改善に積極的に取り組んでいるのです。
(※ グッドトイレ選奨:1985年に発足した「目指すべき日本のいいトイレ」を探求する日本トイレ協会が、トイレの建築物や建物の取り組みの中で特に好事例なものとして選定するもの。)