東海環状道は、愛知・岐阜・三重3県の各都市を環状に連結する高規格幹線道路です。
今回の開通区間(3.1km)は、名神高速と接続し、
地域間交流や企業活動を支援するストック効果が期待されます。

- 開通区間の概要
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- 路線名
- 一般国道475号 東海環状自動車道
- 開通区間
- 養老JCT(岐阜県養老郡養老町飯積)〜養老IC(岐阜県養老郡養老町口ヶ島)
- 延長/車線数
- 3.1km / 暫定2車線
- 安全性向上への取組み
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〈逆走防止対策の強化〉
高速道路での逆走は全国で2日に1回発生しています。高速道路は一方通行であり、逆走は命にかかわる危険行為です。今回の開通区間においても、ICやJCTにおいて路面標示などの逆走対策を実施しています。
- 高速道路ナンバリング
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訪日外国人をはじめ、すべての利用者にわかりやすい道案内の実現を目的として、路線名に路線番号を併記するナンバリングを実施しています。「E」は高速道路、「C」は環状道路を意味し、東海環状道は「C3(シー・スリー)」と表記されます。
- 開通区間周辺の観光地
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〈養老の滝〉
日本の滝百選・名水百選にも選ばれた、高さ約30m。幅約4mの名瀑。巨岩老樹から流れ落ちる水の雄麗な姿や季節ごとに変わる景観は必見です。
〈養老公園〉
名瀑「養老の滝」を中心に養老山麓に広がる都市公園。自然と芸術・スポーツ施設などを備え、四季を通じて楽しめる憩いの場です。
〈養老天命反転地〉
世界的アーティスト荒川修作氏とマドリン・ギンズ氏が作った作品を、身体で直接体験できるテーマパーク。予想できない不思議な空間をお楽しみください。
- 養老改元1300年祭
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西暦717年、養老の地を訪れた元正天皇は、養老の美泉がもつ若返りの効能に感心したことをきっかけに、元号を「霊亀」から「養老」に改元しました。この出来事は、養老町の成り立ちに強い影響を与え、元号を町名に取り入れる数少ない地方自治体の1つとなっております。2017年は、養老改元から1300年を迎えることから、養老町では、これを記念して「養老改元1300年祭」を開催しています。