The secret of beautifying Pika toilet

最新技術

Toilet friendly to everyone in the world.

誰でもひと目でわかるように、"言葉"ではなく"絵"でご案内。
トイレは、万国共通してすべての人に必要なもの。でも、年齢も性別も、今時は使う言語も違います。そこで、トイレに関するサインを"絵"で統一。できるだけ文字を使わなくても内容が伝わるよう、関係団体やJIS(日本工業規格)、国際基準に準拠したピクトグラム(絵文字)を採用しています。その掲出のしかたも、形状や色彩、明度、視線の高さ、サインの大きさなどの検証を重ね、お子さまや車いすをご利用の方の目線を意識して、見やすく、なるべく大きく、識別しやすい色を使ってご案内しています。

温水洗浄便座を知らなくても、直感的に使えるように、トイレ操作をタブレット化。
最近「外国の人たちが多いなぁ」と思ったら、数年前まで1,000万人弱だった訪日外国人数が、今ではなんと3,000万人以上!2020年に向けて、今後ますます増えることが予想されています。そこで、NEXCO中日本では"絵"だけではどうしても伝えられないトイレの"使い方"、たとえば、温水洗浄便座の利用方法などをちゃんとご理解いただき、気持ちよくお使いいただくために、各個室の操作パネルを思いきってタブレット化。タッチひとつで、最大12言語からお選びいただけるようにいたしました。日本人にとっては当たり前の温水洗浄便座も、世界的にはまだまだ未知の道具。わかリやすく丁寧なご案内が必要なのです。

ドアを工夫することで、普通の個室も、多機能トイレに。
車いすの方や、お子さま連れ、オストメイトのご利用など、様々に利用いただいている多機能トイレ。ですが、普通のトイレより広さが必要なため、設置数にはどうしても限りがあり、時として混雑してしまうことも・・・。そこで、わたしたちは考えました。
普通の個室を、たとえば、車いすの方にもご利用いただけるようにすれば、多機能トイレの混雑も緩和できるのでは?と。そして発見したのが、個室ドアの折れ戸化。開閉時に必要な空間面積を減らすことで、普通の個室でも車いすが余裕を持って通れるようにしたのです。これでまたひとつ、高速道路のトイレに、便利と快適が増えました。