グラウンドアンカー緊張力点検を効率化
- 点検
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- 建設コンサルタント会社
- 効率化・省人化
- コスト削減
概要
グラウンドアンカーは緊張力の作用によって斜面の安定を図る構造物で、点検時の緊張力の測定にはこれまで、大型機材を必要とするリフトオフ試験が用いられてきました。VIBRES®システムでは、アンカー余長部に取り付けた小型バイブレータによって、時間とともに徐々に周波数が高くなる「スウィープ振動」を加え、テンドン自由長部の共振を励起します。この共振周波数をアンカー余長部に取り付けた加速度計で読み取り、物理式から緊張力を求めます。VIBRES®システムは、グラウンドアンカーの緊張力測定に振動を用いることで、作業の効率化と安全性の向上を実現した画期的で独創的な技術です。
※ VIBRES®システムは、当社、応用地質、岐阜大学が共同で開発した技術です。
ポイント
原理
緊張力が作用するテンドン自由長部は、ギターの弦のように高い緊張力では高い周波数で、低い緊張力では低い周波数で振動します。緊張力(T)と弦の振動周波数の関係は、式(1)の物理式で表されます。グラウンドアンカーのテンドン自由長(L)、テンドン自由長の線密度(μ)は、設計・施工図から分かっているため、振動周波数(f)を測定することで緊張力が求められます。VIBRES®システムは、緊張力によって変化するテンドン自由長部(弦)の振動周波数を測定することを原理とした技術です。
作業の流れ