高速道路初 「外部電源式アイドリングストップ給電スタンド」を開設 -CO2排出削減と大気環境の向上をめざして-
この記事は過去のニュースリリースです。
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NEXCO中日本[中日本高速道路株式会社、本社・名古屋市中区、代表取締役会長CEO・矢野弘典(やの・ひろのり)]は、高速道路関連社会貢献協議会※の支援を得て、CO2排出による地球温暖化やNOx、SPMなどの排出による局地的な大気環境の悪化を抑制する目的で、中央自動車道談合坂(だんごうさか)サービスエリア(SA)(上り線)と新名神高速道路土山(つちやま)SA(上下線)の計3ヵ所に「外部電源式アイドリングストップ給電スタンド」を設置し、7月17日15:00から運用開始します。
高速道路での給電スタンドの設置、運用は初めてです。
外部電源式冷暖房装置を搭載したトラックは、給電スタンドから電力供給を受け、エンジンをかけずに車両の冷暖房を行うことができます。これにより、不要なアイドリングが抑制され、CO2やNOx、SPMなどの排出量削減や燃料消費コストの低減が図られます。
当社は、地球温暖化抑制の取り組みを進めており、今後、この給電スタンドの利用状況や課題を把握しながら、普及促進に努めていきます。
なお、7月8日から事業用トラック事業者を対象に、この給電スタンドの利用モニターを募集します。アイドリングストップによるコストダウンや環境対策に積極的な会社を支援いたしますので、ぜひご協力ください。
※高速道路関連社会貢献協議会は、高速道路をご利用になるお客様への安全性、信頼性の向上や、よりよいサービスの提供などの社会貢献事業を実施する機関で、高速道路の維持修繕業務を実施してきた73社が中心となり2005年8月25日に設立されたものです。