美化ピカトイレのヒミツ

最新技術

臭いの元を菌に食べさせる、“自家製”洗浄剤。

目に見える部分、手が届く場所に関しては、人の手によってピカピカにできる。逆に目に見えない、手が届かない場所は、人の手ではどうしようもありません。しかし、トイレの嫌な臭いの原因が、パイプや浄化槽など人の手の届かない場所のこともあるのです。そこで、わたしたちは清掃を“科学”し、ある結論にたどり着きました。

「人間が辿りつけない場所でも、“菌”なら行ける」。それは、納豆菌、酵母菌、乳酸菌がパイプの中のぬめりを取り、尿石を食べ、その数を自ら増やして汚水槽に入り込み、さらに臭いの元から食べてくれる、ということ。わたしたちは、これらの菌を混ぜ合わせた独自配合の洗浄剤(※)を、自ら製造しています。(※ 液体は、愛媛県産業技術研究所が製法を公開している『えひめAI』という洗浄剤を参考に製造しています。)

その効果はバツグンで、洗浄剤を毎日便器に流し込むだけで、浄化槽の臭気の数値がどんどん低下。1ヶ月後のトイレではほとんど臭いを感じない値まで低下しました。
臭いのもとを、科学の目で断つ。NEXCO中日本のトイレ美化は、人の手と知恵で成り立っているのです。