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第8回 こんなに違う!?世界のハイウェイ事情

(2008年6月11日更新)

世界を見渡すと、高速道路も国によってさまざま。“より速く、より走りやすく、より安全に”、というモットーは各国共通ですが、仕組みや施設は国ごとにかなり差があります。今回は、世界の高速道路にスポットを当て、各地のハイウェイ事情をのぞいてみましょう。

ニューヨークのマンハッタン地区へ向かう高速道路

ハイウェイ誕生国、進化する欧州の高速道路

  • ■有料高速道路の発祥国は?
    日本で最初の高速道路は、昭和38年(1963)に開通した名神高速道路の栗東-尼崎間(第6回コラムを参照)ですが、世界初の高速道路は、1924年にイタリアのミラノに開通した有料道路といわれています。
    ネットワーク化された高速道路としては、ドイツのアウトバーン(ドイツとオーストリアにまたがる自動車専用の高速道路網)が最初。その後、アウトバーンのネットワークは拡大を続け、今や総延長は1万2500km。国土面積は日本よりやや小さいのに、日本の高速道路総延長の倍近い規模!地形的に日本より道路建設が容易とはいえ、さすがは自動車大国です。
  • ■制限速度ナシ!恐怖の高速道路
    自転車は高速道路を走れません!
    おまけにこのアウトバーン、世界に類を見ない特徴があります。それは、普通車に限り速度無制限の区間があること。つまり、車の性能が許せば何百キロで走行してもOK!なかには時速200kmを超える車もあるとかで、アウトバーンの走行経験がある知人によると、慣れるまではかな~り怖いらしい。インターチェンジ(IC)での出入り口や車線変更はもちろん、高速スピードで走っているのに、さらに速い車にパッシングされることもあるそうです…。
    とはいえ、最近では事故防止や環境問題の観点から、速度を制限する区間が増えているようです。まぁ、海外からの旅行者にとっては、そのほうが安心ですよね。
  • ■通行料無料=これぞ、フリーウェイ!
    アウトバーンのもうひとつの特徴が、普通車に限り通行料が全線無料ということ。日本人にとって高速道路で料金を払うのは当たり前の感覚ですが、ドイツ以外でもイギリスやアメリカでは多くの区間が無料となっています。うらやましい話ではありますが、道路の維持管理や施設整備はどうなっているのか、いささか疑問に思わなくもありません・・・。ただ近年は、有料化や民営化に踏み切った国や地域も増えています。
  • ■ETC導入は、今や世界の常識!?
    ETCの導入により、各種割引やサービスなども充実
    また、有料化されている多くの先進国では、ETCが日本よりも早い段階で導入されています。なかでもカナダでは、1997年に世界で初めて、料金所が全くない完全ETC搭載車限定の高速道路が開通して注目を集めました。車載器を取り付けていない車の場合は、ナンバープレートが撮影され、後日クルマの所有者に請求書が送られるというシステム。この方式が世界各地に広まりつつあります。
ちょっとひといき♪
海外のハイウェイといえば、一度は走ってみたいのがアメリカのフリーウェイ。往年の名曲をBGMに、雄大な景色を眺めながら走れば、気分は映画の主人公?!

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