0.2mm以下のコンクリート構造物のひび割れに、自己浸透により充填
AT380は、コンクリート構造物の0.2mm 以下の微細なひび割れに塗布して充填する無溶剤型のエポキシ樹脂接着剤です。
用 途
- コンクリート構造物のマイクロクラックを含む0.2mm以下の微細なひび割れへの浸透接着。
- コンクリート片はく落防止のプライマー、連続繊維シート接着。
- コンクリート保護工、防水工の下地処理。
- セメントモルタルやレジンモルタルのタックコート。
特 長
優れた浸透性 |
毛細管現象により下向きはもちろん、上向きや横向きにも自己浸透していきます。 |
高い接着性・耐久性 |
乾燥面はもちろん、湿潤面のコンクリートに対しても優れた接着性能を有します。また、高い引張強度・曲げ強度を示し、耐久性にも優れています。 |
低収縮性 |
溶剤をほとんど含まないため硬化収縮がほとんどなく、塗布した躯体に負荷を与えません。 |
高い安全性 |
燃焼時にも有毒ガスを発生させず、建物内にも塗布が可能です。日本水道協会規定「JWWA K 143」の基準を満たし、水道管内部にも塗布が可能です。 |
優れた経済性 |
毛細管現象により塗布するだけで自己浸透するため、従来の注入用の器具が不要です。そのため施工日数や工費を抑えることが可能です。 |
※ ハケ、ローラーで塗るだけで、接着剤が毛細管現象によって、ひび割れに浸透していきます。
施工方法

使用方法
- 施工面の粉塵、油分などを除去してください。
- 主剤・硬化剤を2:1(容量比)で計量し、空気の巻き込みに注意のうえ充分に撹拌してください。
- 一度に混合する量は可使時間内に使い切れる量としてください。
実績(販売・施工・導入)
2021年度:792ℓ
2022年度:474ℓ
2023年度:534ℓ