はじめに

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トップメッセージ

 高速道路は、人々の生活に深く根ざし、永く将来にわたり我が国の文化・産業の発展に寄与する重要な社会基盤です。当社グループは、安全で安心・快適にご利用いただけるサービスを24時間・365日提供するとともに、経営方針である「(1)高速道路の安全性向上と機能強化の不断の取組み」、「(2)安全・快適を高める技術開発の推進」、「(3)社会・経済の変化も見据えた地域活性化への貢献」、「(4)社会の要請に応え続けるための経営基盤の強化」を踏まえた、高速道路ネットワークの整備、リニューアルプロジェクトによる老朽化対策、ICTを活用する技術開発、地域活性化や生産性向上などの社会課題の解決に取り組み、社会の信頼と時代の要請に応え続けながら、更なる高みをめざして挑戦し続けています。

 当社グループは、経営方針の最上位に「高速道路の安全性向上と機能強化の不断の取組み」を位置づけています。お客さまに安全を提供し続けること、そのために当社グループの安全文化を常に高いレベルで維持し続けることは企業経営の根幹です。私たちは2012年12月の中央自動車道笹子トンネル天井板落下事故を決して忘れることなく、『安全性向上への「5つの取組み方針」』に基づき、高速道路の安全性向上という永遠の挑戦課題に取り組んでいきます。

 当社は、企業の社会的責任(CSR)の取組みを更に推進するため、持続可能な成長を実現する世界的な取組みである国連グローバル・コンパクトに2008年7月から参加し、そこで提唱されている「人権・労働・環境・腐敗防止」からなる10原則の実現に向けて遵守に努めています。また、2015年9月に国連で採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」が掲げる社会課題解決に貢献しようという動きが広がる中、国連グローバル・コンパクトもSDGsの達成に向けて活動を展開しています。当社グループもこの目標を支持し、高速道路事業をはじめとする事業活動を通じて社会の持続可能な発展に貢献すべく、CSRと経営施策を一元的に推進しています。また、これまで以上に企業価値を向上させていくため、社会・環境・ガバナンスにおける取組みを積極的に推進するとともに、「社会の変化」や「社会の要請」を的確に捉え、安全で安心・快適な高速道路をいかに効率的・効果的にお客さまにご提供できるか、いかに大きな付加価値をご提供できるかなど、グループ全体の生産性向上に継続的に取り組み、高速道路の未来へ向け経営基盤を強化していきます。

 このレポートは、安全性向上に関する施策をはじめとする経営計画チャレンジVと、私たちの日々の取組みの成果をご紹介するものです。安全を最優先に、高速道路の未来へ向けて、ステークホルダーの皆さまの期待に応え続けられるよう、グループ社員一人ひとりが「私たちの仕事が社会を支えている」、そして「今後の社会の発展をも支えていく」という矜持を持ち、グループ一丸となって経営理念で掲げた「社会的使命」を果たしていきます。本レポートを是非ご一読いただき、今後の当社グループの取組みに忌憚のないご意見を賜りますよう、お願い申し上げます。

中日本高速道路株式会社代表取締役社長CEO宮池 克人