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トップコミットメント

『道を通じて感動を 人へ、世界へ』世界一の高速道路会社、さらには『夢』を実現できる会社をめざして。

写真:中日本高速道路株式会社 代表取締役会長 兼 社長CEO 金子剛一

初めに、3月11日の東日本大震災により被災された方々に対し、心からお見舞いを申し上げます。

今回の地震という大きな災害を通じて、高速道路という社会インフラがどれほど世の中に必要とされているものであり、それを造り、守る私たちの仕事に対する期待の大きさを改めて認識いたしました。

こうした本来の役割に立ち返り、あらゆる事業活動を通じて、地域社会の発展と暮らしの向上、日本経済全体の活性化、そして世界の持続可能な成長に貢献していくことが私たちの使命だと考えています。

私たちの企業ビジョン

この使命を達成すべく、経営環境がどのように変わろうとも、変わることのない経営理念の根幹として、将来に「『夢』を実現できる会社」という企業ビジョンを掲げ、5年後に「世界一の高速道路会社」となる明確な目標を立てました。

お客さま第一の徹底をはじめ、安全・安心・快適な高速道路空間の創出やお客さまの期待を超えるサービスエリアの創造などを通じて、ステークホルダーの皆さまに感動と満足をお届けするとともに、海外事業をはじめとする新たな事業領域への積極的な展開や次世代高速道路の実現に向けた取り組みなどを通じて、飛躍へのたゆまぬ挑戦を続けてまいります。

本業を通じたCSRの実践

高速道路という重要な社会インフラを担う当社グループにとっては、CSRは本業そのものであり、本業を通じてCSRを実践するという経営姿勢に立っています。

コーポレートガバナンスやコンプライアンスへの取り組みはもとより、このたび、当社グループならではのCSR活動として、「安全・安心・快適の推進、感動の提供」「地域連携の強化、地域社会・経済への貢献」「環境・持続可能社会への貢献」を3つの重点領域と定めました。今後は、これらの領域についても、社会やNPOなどと連携しながら、積極的に活動を進めていきます。
私たちは、2008年7月に国連グローバル・コンパクトへの参加を表明し、ジャパン・ネットワークの分科会活動などに積極的に参加しています。
また、社会的責任に関する国際規格である「ISO26000」についても、CSR活動を推進するための手引きとし、当社グループのCSR活動を展開してまいります。

安全・安心・快適の推進、感動の提供

「お客さま第一」と「安全・安心・快適」は最優先施策であり、お客さまに「安全・安心・快適」な高速道路をご利用いただけるよう、日々取り組んでいます。

営業中の高速道路の事故対策や渋滞対策はもちろんのこと、新たな技術を取り入れた新東名高速道路や首都圏中央連絡自動車道などの建設により、高速道路ネットワークの充実を図っています。
また、国民生活に必要不可欠な高速道路を、健全な状態で百年以上維持し、後世に継承するための「百年道路」を実現します。

さらには、新しいスタイルのサービスエリア「EXPASA」をはじめとする、お客さまの多様なニーズにお応えする魅力あるサービスエリアの創造などを通じて、すべてのステークホルダーの皆さまへ感動と満足をお届けします。

地域連携の強化、地域社会・経済への貢献

地域の皆さまに信頼され、地域社会へ貢献する事業運営を行うためにも、2010年度までにすべての沿線都県との包括的提携協定を完了しました。
この枠組みを活かし、地域産業の発展、広域観光や地産地消の促進、災害時の協力体制の強化など、高速道路を活用した地域連携の強化により、地域社会・経済の活性化に貢献します。
また、サービスエリアにおいては、地元産品など地産地消の拡大や地域色豊かな店舗の導入とともに、高速道路をご利用いただくお客さまだけではなく、「ぷらっとパーク」を通じて、サービスエリアが高速道路と地域との交流の拠点となるよう、さまざまな施策を展開しています。

環境・持続可能社会への貢献

環境・持続可能社会への貢献についても、最重要課題として取り組んでいます。
5年後の世界一の高速道路会社をめざして、環境負荷低減のための活動や技術開発に挑戦し、高速道路ネットワークの整備などの事業活動を通じて、地球温暖化の抑制や資源の3R(Reduce・Reuse・Recycle)を推進します。
また、太陽光や風力、湧水などの再生可能エネルギーを休憩施設や道路設備に活用するだけでなく、電気自動車の普及に対応した急速充電システムの整備も進めています。
2010年10月開催されたCOP10などを踏まえ、生物多様性に配慮したエコロード(自然環境に配慮した道)づくりに取り組むとともに、生活環境の保全や道路景観の整備にも積極的に取り組んでいます。

グループ経営計画「チャレンジV」とCSR報告書

経営計画「チャレンジV」では、「世界一の高速道路会社」を5年後に実現するための具体的な指標として、KPI(重要業績評価指標:Key Performance Indicator)を設定しました。当社グループ全体で共有する指標として、施策の達成状況を把握し、社員全員が新たな発想でチャレンジし、目標を実現してまいります。
このCSR報告書は、経営計画の進捗状況や、世界一の高速道路会社をめざす私たちの日々の取り組み状況をご紹介するものです。
是非ご一読いただき、忌憚のないご意見を頂戴できれば幸いです。

2011年6月

中日本高速道路株式会社 代表取締役会長 兼 社長CEO 金子剛一

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