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特集01 東日本大震災を踏まえた安全・安心の提供 NEXCO中日本グループは、被災地の一日も早い復興を願い積極的に支援します。また、防災体制をさらに強化し、お客さまに安全で安心してご利用いただける高速道路空間を提供します。

東北地方・関東地方に甚大な被害をもたらした東日本大震災で被災された方々やNEXCO東日本に対し、物資の支援や応急復旧への支援など、さまざまな支援を行いました。今回の大震災を受けて、高速道路という社会インフラの重要性を再認識し、防災体制をさらに強化するとともに、新東名高速道路(新東名)の開通による東名高速道路(東名)とのダブルネットワークの形成など、大規模な災害の際にも国民生活に不可欠な交通確保をめざします。

NEXCO中日本グループの東日本大震災対応

NEXCO東日本への支援

飲料水や食料品などの物資や標識車・電源車などの車両支援を実施し、復旧作業に全面的に協力しました。

規制作業支援状況

規制作業支援状況

建設中の新東名を利用した緊急車両の通行

大津波警報発表により東名が通行止めとなったことから、静岡県からの要請により建設中の新東名を利用し、被災地へ向かう緊急車両の通行を確保しました。

緊急車両通行状況

緊急車両通行状況

福島県いわき市への物資輸送支援

トラックを応援派遣し、全国からの救援物資が集まるハブセンターから、避難所各所に物資を届ける輸送支援を行いました。

輸送支援状況

輸送支援状況

宮城県石巻市への給水及びトイレ支援

給水車を応援派遣し、浄水場から避難所各所に給水支援を行いました。また、バイオトイレカーを派遣し、トイレの支援も行いました。

給水支援状況

給水支援状況

計画停電と節電対応

東京電力管内では、自家発電設備や移動式発電機などにより、お客さまにご迷惑をかけないよう計画停電対応を行いました。今後も本線やトンネル、休憩施設の照明の減灯を行うなど、節電対策を実施します。

さまざまな取り組み

救援物資の提供や義援金の寄付、被災された方の優先雇用に取り組むとともに、 被災地の復興支援を目的にチャリティーキャンペーンを開催しています。

東北物産フェア

東北物産フェア

現状の防災に対する取り組み

今回の地震では東名・中央自動車道などの一部の路線が通行止めとなりましたが、幸いにも大きな被害はありませんでした。しかし、「東海・東南海・南海地震」及び「首都直下地震」をはじめ、管内には大きな被害を及ぼす恐れがある地震が想定されています。またこれらの地震が連動して発生する可能性も指摘されています。
当社では、お客さまに安心して高速道路をご利用いただくため、従来から災害に備えてグループ一体となった防災体制を整えるとともに、 道路の点検や、橋梁の耐震補強、盛土補強対策など災害に強い道路づくりに取り組んでいます。

安全点検の実施

当社では地震発生後は速やかに道路の点検を実施し、道路の安全性を確認します。また、橋梁のコンクリート片のはく落対策などによる第三者被害防止に向け、緊急安全点検の結果に基づき、ほかの道路との交差箇所などの対策を2012年度までに完了します。また、補修完了後も点検を継続し、「百年道路」計画に基づき構造物の適切な管理を行います。

橋梁の耐震補強

大規模な地震発生時において、甚大な災害を防止するため、1979年以前の道路橋示方書の基準を適用した橋脚について、1995年から工事を実施し、2010年度までに対象9,950基のすべての橋脚の補強が完了しました。

図:RC巻立て工法

盛土補強対策

2009年8月の駿河湾を震源とした地震により被災した東名 牧之原地区の盛土の本復旧については2010年7月に完了しました。 また、被災した盛土の類似箇所の詳細調査・対策計画を踏まえ、2011年度に19箇所の盛土補強対策を実施します。

被災直後の状況(2009年8月)・本復旧後の状況(2010年7月)

被災直後の状況(2009年8月)

本復旧後の状況(2010年7月)

防災体制の確立

当社では、災害が発生した場合に備えて、早期に高速道路の通行を確保するため、グループ一体となった防災体制を確立しています。また関係機関との連絡体制を構築し、関係行政や地域との連携を図っています。

図:防災体制の確立

東日本大震災を踏まえたさらなる防災体制の強化

今回の東日本大震災の教訓を活かし、大規模地震や大津波・原子力発電所などによる災害を想定した業務継続計画(BCP)を全社展開し、グループ一体となった防災体制をさらに強化します。また、大津波を想定した高速道路を走行中のお客さまへの情報提供や、休憩施設のお客さまの避難場所への誘導方法など、詳細な検討を行うとともに、防災訓練を実施するなど地域と一体となった防災体制の強化を図っていきます。

沿岸部に近接する高速道路

沿岸部に近接する高速道路

東名における近接箇所(静岡県静岡市)

東名における近接箇所(静岡県静岡市)

(参考)BCP:業務継続計画(Business Continuity Plan)とは、大規模な災害・事故などが発生した場合に、 基幹業務の継続や、早期に業務を再開するために策定する行動計画です。

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